原理解説顕微鏡で見る

図 光学顕微鏡のしくみ

光学顕微鏡のしくみ

光学顕微鏡とは、虫メガネのようなレンズを重ねて、ものを拡大して見る顕微鏡のことを言います。レンズは、観察物に近い方を対物レンズ、目に近い方を接眼レンズと言い、この2つのレンズの倍率を掛け合わせることで、どれくらい大きく拡大できるかが決まります。(図)光学顕微鏡は、昆虫などをそのまま観察できる実体顕微鏡や、プレパラートを観察する生物顕微鏡、さらに、偏光板を通して見る偏光顕微鏡など、観察する対象によってさまざまな種類があります。

観察してみよう~鱗紋を見てみよう~

光学顕微鏡で、ヤリタナゴを観察してみましょう。ヤリタナゴは穏やかな河川や湖沼に生息する魚です。口には1対の口髭があるのが特徴です。うろこは丸くてなめらかな形をしていて、年輪のような模様があることが分かります。これは鱗紋といい、その線の数と幅を数えることで、年齢や成長スピードが分かります。生き物をミクロに観察すると、その生き物の生い立ちまで分かるときがあるのです。