原理解説アースモニター

図1 陸と海の大気循環

図2 地球の内部とプレートテクトニクス

【参考】

  • 『科学ワールド 地球のふしぎ』 小学館

海流が生まれるしくみ

地球全体の海の流れを海流といいます。たとえば、日本列島の南を東側に流れる黒潮は、北米に向かって太平洋を流れ、北太平洋を一周して再び日本海の南側に戻ってきます。このような海流は海の表層を流れていて、偏西風や貿易風といった大規模な風の力によって生じています。また、この表層の流れとは別に、深海にも流れがあります。これは、水温と塩分濃度の違いにより、海水の密度が異なることによって生じています。

大気循環が生まれるしくみ

大気の流れは、地球全体の気圧の差によって生じています。昼間、陸側は太陽の熱で温まりやすいため、空気が軽くなって上昇し、上層の気圧が高くなります。すると海側に向かって空気が流れ始め、逆に下層では海から陸に空気が流れていきます。夜は陸側が冷めやすいため、逆の流れが起こります。(図1)ここに、地球の自転の力などが複雑に絡み合い、貿易風や偏西風などの大気循環が生じています。

「プレートテクトニクス」のしくみ

私たちが暮らす大地は地殻と呼ばれ、地球内部にあるマントルという岩石の層の外側にあります。地殻とマントルの最上部の固い部分を合わせてプレートと呼び、世界は十数枚のプレートで構成されています。マントルでは高温で柔らかい岩石が常に対流を起こしていて、その流れに影響を受けて、表層の地殻も常に動き続けています。これを、「プレートテクトニクス」といいます。(図2)