原理解説弦の動き

図1 基音と倍音

図2 ギターのハーモ二クス奏法

【参考】

  • 『図解雑学 音のしくみ』中村健太郎
  • 『ジュニア楽典』 山下 薫子

音の周波数

弦をはじいて波のように振動させることによって、様々な音を出すことができます。波の繰り返しがはやく見られるときは、振動する回数が多いということです。細い弦、強く張った弦の方が振動する回数が多いため、高い音が出ることになります。音の波が1秒間に振動する回数を数値で表したものを「周波数」(Hz:ヘルツ)といいます。

基音と倍音

音はさまざまな周波数の音が複雑に関わりあってできています。そのうち、最も低い周波数の音を基音、周波数が基音の整数倍の音を倍音といいます。倍音がどのように構成されているかによって、音色が決まるといわれています。(図1)

弦楽器のハーモニクス奏法

倍音の性質を利用した楽器の演奏法に,「ハーモニクス奏法」というものがあります。ハーモ二クスとは、英語で倍音を意味します。バイオリンやビオラ,チェロ,ギターなど弦楽器にも用いられます。

ギターでは、弦の長さの1/n(nは任意の正整数)の位置にあるフレット(ギターの指板上に打ち込まれた棒状の金属)に軽く触れた状態で弦を弾く(図2の矢印)とハーモニクスの倍音を出すことができます。