電磁誘導
展示では、磁石のN極とS極を交互に配置したテーブルを回転させて、磁界を変化させました。磁界の変化を利用して電流を発生させることを「電磁誘導」といいます。テーブルを回転させる速度を変えると、発生する電流(誘導電流)の大きさを変化させることができます。
電磁誘導の利用
電磁誘導は、身の回りの多くの製品や機械に利用されています。ここでは、日本で開発が進んでいる世界最高速度の有人鉄道「超電導リニア」をみてみましょう。
超電導リニアとは、これまでの鉄道のように車輪とレールを利用して走るのではなく、磁石の力によって車体が浮いて走ります。「超電導」とは、特定の金属を一定の温度以下に冷却したときに、電気が流れやすい状態になることです。超電導リニアでは、強力な磁石の力を得るために「超電導磁石」を採用しています。
超電導リニアは、超電導磁石を取り付けた車両が「ガイドウェイ」を走ります。車両が浮上して前に進むのは、ガイドウェイの「推進コイル」と「浮上・案内コイル」によるものです。推進コイルに電気を流すとコイルが磁石になり、車両に取り付けた磁石との間に引き合う力と反発する力を発生させ、連続的に繰り返すことで前進させています。 (図)「浮上・案内コイル」 は、車両を浮かせ、ガイドウェイの中央に車両を案内する役割を担っています。
詳しくは、JR東海のリニア中央新幹線のサイトを見てみましょう。 https://linear-chuo-shinkansen.jr-central.co.jp/