原理解説瞳のかんさつ

図1 瞳孔と虹彩

図2 動物の瞳孔

【参考】

  • 『ひと目でわかる体のしくみとはたらき図鑑』 大橋 順・ 桜井 亮太

明るさを調節するしくみ

眼球には、虹彩と瞳孔(ひとみ)があります。目の中に入る光の量によって、虹彩は伸びたり縮んだりして瞳孔の大きさを変えます。明るいところでは光の量を減らすために瞳孔は小さくなり、暗いところではより多くの光を必要とするために瞳孔は大きくなります。(図1)

動物の瞳孔

瞳孔の形は、動物の生態や環境に合わせて、最も適した形に進化しました。例えば、ネコやキツネは、タテに細長い瞳孔をしています。明るいときと暗いときで瞳孔の大きさを素早く変えることが可能であり、夜行性の動物に多くみられます。

また、ウシやウマ、ヤギ、ヒツジなどの草食動物は、横長の瞳孔をしています。明るい場所で瞳孔を細めても広い視野を保ち、いち早く敵を認識することができます。(図2)