原理解説ゾートロープ

図 ゾートロープの装置とイラスト

残像効果

ゾートロープとは、ギリシャ語で、「Zoe(生命)trope(回転):生命の輪」を意味します。 19世紀にイギリスの数学者ウィリアム・ジョージ・ホーナーによって発明されました。等間隔にスリット(隙間)をつけた円筒の内側に「動きのある絵」を貼りつけた装置で、装置を回転させてスリットをのぞくと絵が動いて見えます。これは、物を見てすぐ目を閉じても網膜にその情景が残っている「残像効果」を利用しています。人間の目で0.1秒よりも速く映像が切り替わると前の映像とつながって見えます。

パラパラマンガも同じ原理です。ゾートロープは、アニメーションの原点ともいわれています。テレビのアニメーションは、1秒間の動きを約24枚の絵にわけて書いています。

立体のゾートロープ

絵だけではなく立体もゾートロープで動かすことが可能です。ストロボを発光し、瞬間、瞬間をみることで動いているように見えるのが、立体のゾートロープです。とてもなめらかな動きでまるで生きているように見えます。