原理解説光ではかる

図 人工衛星レーザー測距装置

距離を測る技術

レーザー光の特徴である高い指向性を利用し、2点間の距離を計測する方法を「レーザー測距」といいます。2点の間でレーザー光を往復させ、往復に要した時間から2点間の距離を求めています。和歌山県にある下里水路観測所では、レーザー光線を用いて人工衛星までの距離を計測しています。(図)(下里水路観測所のHP参照  https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KOHO/simosato/j/

ほかにも、トンネルや鉄橋工事、建設現場での土木測量、飛行機の高度や月までの距離など様々な場面で利用されています。

温度を測る技術

赤外線は、電波や可視光、紫外線と同様の電磁波の一種です。可視光よりも長い波長を持ち、肉眼では見ることはできませんが熱を持つものはすべて赤外線を出しています。物体から放射される赤外線のエネルギー量で温度を測定する道具を「放射温度計」といいます。測定が短時間に行えることと、物体と非接触で測定が可能なことが長所としてあげられます。

電子部品の発熱量の確認や性能チェック、食品の調理温度の管理、建物や設備の保守点検など、また、家庭用にも温度計や調理器具として利用されています。