宇宙の距離
宇宙はあまりに巨大なので、宇宙空間の距離を測るときにはメートルやマイルでは短すぎてあまり意味がありません。宇宙では、天文単位(AU)という特別な距離の単位を用います。「地球と太陽の間の平均距離=1AU(約1億5000万km)」とし、これに換算すると、太陽から金星は約0.7AU、火星は約1.5AUとなります。しかし、太陽系の外に出てしまうとこれでもまだ短すぎます。そこで天文学では、光年という距離の単位を用い、「光が1年間に進む距離=1光年(約10兆km)」としています。
星座をつくる星
北斗七星はひしゃくの形、カシオペア座はWの形に見えますが、実は、宇宙空間では星々はそのような形に整列しているわけではありません。宇宙空間に三次元的に並んでいる星々が、地球から見たときだけそのような並び方に見えるのです。カシオペア座のWを形作る星のうち、最も近いものは約45光年、最も遠いものは約650光年も離れています。もしも地球がある銀河系を離れて、宇宙空間の全く違う場所から星座を観測できたら、全然違う形に見えるかもしれませんね。(図)