表紙の1枚:身近にいる生き物たち

浜松科学館の広報誌「COMPASS」。
第8号の表紙は、「北杜市オオムラサキセンター」の自然公園を探る、生き物博士・小粥さんです。

「私は2年間、ここ北杜市オオムラサキセンターに勤めていました。日本の国蝶オオムラサキの飼育をはじめ、様々な昆虫たちとのふれあいの場を、職員みんなでつくっていました。今回、浜松科学館で夏の企画展「身近で気になる昆虫展」を開催するにあたって、標本の貸出など協力をいただけることとなり、久しぶりに訪れたんです。」

生態観察施設「びばりうむ 長坂」
オオムラサキの幼虫

施設の裏手には大きな自然公園もあります。
ゆたかな自然が広がる公園に、様々な動植物が生息しています。

広大な自然公園

少し歩いては立ち止まり、じっと観察する小粥さん。
植物に顔を近づけたり、石をめくったり小川を覗き込んだりして、そこに暮らす生き物を見つめます。
「こういう薪の木の間にカミキリムシがよくいるんですよ」
「お、こんなところにアリジゴクが。」

樹液に集まる昆虫を探す小粥さん

日々様々な生き物に触れている小粥さん。
夏の企画展「身近で気になる昆虫展」は、小粥さんの昆虫への想いが込められています。

「昆虫について、好きな人もいる一方で、怖い、嫌いという声もよく耳にします。それに、昆虫と言われて思い浮かべるのは、販売されているカブトムシやクワガタ、海外の珍しいチョウといった”キレイ”で、”かっこいい”ものが多く、自分の家の網戸にくっついていた、よくわからない虫を想像する人は少数に感じます。」

「ですが、生活の場面で知らない虫を見かけた時に、”この虫なんだろうな”と感じることはよくあるのではないでしょうか。今回の企画展では、そのような図鑑で調べるまではしないけれど、私たちのすぐそばにいる、ちょっと気になる昆虫たちに焦点を当てています。それらの名前や多様な生態を知ることで、”こんな昆虫がいるんだ”という興味や愛着を持ってもらえたら嬉しいです。」

昆虫が好きな方も苦手な方も、ぜひこの企画展にお越しください。
すぐそばにいる生き物たちに向ける目が変わるかもしれませんよ。

企画展の詳細はこちら

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