団体様は事前予約いただくことで、ご希望の展示物を使った科学実験・解説を体験いただけます。当館の力ゾーンには、磁石を埋め込んだテーブルが回転する「電磁誘導テーブル」という展示があります。この展示では、様々なものが入った箱をテーブルに置き、その変化を観察することができます。

ここでは、解説、実験内容の一部をご紹介しましょう。
さて、この中で磁石にくっつくものはどれでしょうか?ゼムクリップ、割りばし、スチール缶、アルミ缶、水道管、アルミのパイプ、銅線。

正解は、ゼムクリップ、スチール缶です。アルミニウムや銅は金属ですが、磁石にはくっつきません。鉄が含まれているものが磁石にくっつきます。
では。磁石が回転するテーブルの上にそれぞれのものを置いてみましょう。磁石にくっついたゼムクリップ、スチール缶は「ガタガタ」動きます。

磁石にくっつかなかったものはどうなるでしょう。水道管は何も起きません。しかし、アルミのパイプはなんと、転がります。

これは、この2つに違いがあるからです。ポイントは、アルミのパイプの方が金属だということです。実は、磁石が動いている場所に金属を近づけると、電流が流れます。この現象を「電磁誘導」といいます。アルミのパイプに電流が流れると磁界(磁場)が発生し、テーブルの磁石と反応して動いたというわけです。電磁誘導は、発電やワイヤレス給電、交通系ICカードの仕組みなどにも応用されています。
この解説では、身近にあるものを例に、実際に実験アイテムにも触れながら、電気と磁石の性質を学ぶことができます。過去には、学習内容に沿った電磁石の性質を中心に解説を行ったこともございます。ぜひ、電気と磁石の世界を学ぶ機会としてご利用ください。
より詳しい実験内容に関しましては、こちらもご参考にしてください。
浜松科学館ブログ「金属が磁石になる瞬間」
https://www.mirai-ra.jp/note/blog/23661/
場所:力ゾーン「電磁誘導テーブル」
定員:1回20名程度(要相談)
時間:20分
キーワード:電気、磁石、電磁石、電磁誘導