10月の星空案内

みなさん、こんにちは。浜松科学館天文チームです。
朝晩が冷え込むようになりましたね。今月の星空案内をお届けします。

夏と秋の星座を楽しもう

10月の星座
2020年10月 上旬:21時頃 中旬:20時ごろ 下旬:19時ごろ

この時期の空は、夏の星座と秋の星座をいっしょに見ることができます。
天頂から西寄りには、3つの明るい一等星からできる「夏の大三角」。反対に東寄りには、4つの星を結んでできる四角形「秋の四辺形」があります。
秋の四辺形から、南の低い空に目を移すと「みなみのうお座」の一等星フォーマルハウトが輝いています。
秋の星座の中では、このフォーマルハウトたったひとつしか一等星がありません。そのためこの星は「秋のひとつ星」という少し寂しげな別名でも呼ばれています。

今月の星座:ケフェウス座

ケフェウス座

「ケフェウス座」は、古代エチオピアのケフェウス王の姿をした星座です。
ケフェウス王とカシオペア王妃の娘アンドロメダは、とても優しく美しいお姫様でした。カシオペア王妃はそれを自慢に思うあまり、ある日ついこんなことを言ってしまいます。「私の娘のアンドロメダは、海の妖精たちなんかよりもずっと美しい!」
その言葉を聞いた海の神ポセイドンは激怒し、エチオピアの国に嵐を呼び、津波を起こし、恐ろしい化けクジラ「ティアマト」を送り込みました。
困ったケフェウス王が神々に祈りを捧げると、神からのお告げが下りました。
「ポセイドンの怒りを鎮めるためには、アンドロメダをティアマトの生け贄に差し出しなさい。」
大切な娘を化け物の生け贄にするなんて!ケフェウス王はさらに困ってしまいます。
ケフェウス王の決断は…アンドロメダの運命は…このお話の続きは、またの機会に。
(文:浜松科学館 天文チーム)

天竜浜名湖鉄道、プラネタリウムから発車します!

天浜線

新番組「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」が10月8日から投映開始。天竜浜名湖鉄道株式会社のご協力のもと、運転室のすぐ隣に360度カメラを設置して、その臨場感あふれる映像をプラネタリウムドームに投映。とても貴重な転車台も登場します。

夜空には、暗い夜空と、明るい夜空があるのをご存じですか?
夜の浜松駅付近は街灯やお店の看板などが明るく光っています。そのたくさんの光が大気中の水分やチリで拡散されて夜空を明るく照らし、星を見えづらくしてしまいます。これを「光害(ひかりがい)」といいます。

光害マップ
全国光害マップ(www.lightpollutionmap.info)による浜松市周辺の様子 ※赤線は天竜浜名湖鉄道

浜松市は、山に海、湖もあって自然豊かな土地。中心街から離れると光害の影響が少ない場所がたくさん!「天竜浜名湖鉄道 星空紀行」の中でも、明るい夜空と暗い夜空の違いをご紹介します。
天浜線に乗って、暗い夜空に輝く星たちを見に行きませんか?

浜松科学館で投映中の番組

天竜浜名湖鉄道 星空紀行

その他投映中の番組

  • オーロラの調べ
  • タートルオデッセイ
  • STAR FLIGHT