♪親指ピアノをつくろう

皆さま、こんにちは。
サイエンスチームの小粥です。
ヤマハ、浜松市楽器博物館と共催で、「親指ピアノ」を製作するイベントを開催しました。
親指ピアノは、アフリカの民族楽器。
地域によって、リンバ、ムビラ、カリンバ等、様々な名前で呼ばれます。
箱に固定した金属棒を指で弾くと、優しい音を奏でます。
音が出る原理は、オルゴールと同じで、オルゴールの起源とも言われています。

今回の催しで使った材料は、ピアノを製作する過程で出た廃材をリサイクルしたものです。
鍵盤や、響板、外装など様々な部位の木材が用いられています。
本物のヤマハのピアノと同じ材料と考えると、ドキドキしますね!

ヤマハや楽器博物館のスタッフの皆さんによる手厚いサポートのもと、次第に親指ピアノが形になっていきます。
思い思いのデコレーションをしたら完成、次は演奏の練習です!
金属棒を指で弾くと、振動した空気が音となって耳に届きます。
また、金属棒の長さが変わると、音の高さも変わります。
音が聞こえる原理を体感しながら、全員で「きらきら星」を演奏しました。

ヤマハ、浜松市楽器博物館との連携は来年度以降も予定しております。
手作り楽器を製作する過程で、音を楽しく科学するコラボイベント。
次回もご期待ください!


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